ウエルシュコーギー・ペンブロークの専門犬舎 ★ Creche ★
 

STUDY.1 血統書を発行する為の費用はショップやブリーダーによってさまざまですが、これはなぜでしょうか?実際にはいくら費用がかかるのでしょうか?
2006年2月現在、血統書の申請費用は2100円です。 ペットショップなどでは1万円以上取られることがありますが、これは少し行き過ぎのように思えます。 申請には手間がかかりますが経費など入れてもせいぜい5000円ぐらいが限度でしょう。 ですのでそれ以上のお金をとられる所は誠実性にかけるといえます。 ちなみにCrecheでは血統書代はワンコのお金に含まれていますので無料です。
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STUDY.2 ワンコの譲渡価格はどのようにして決まるのでしょうか?ブリーダーさんによっては価格差がありすぎて疑問です。
ブリーダーは犬の販売価格をどのように決めているのか疑問に思われる方は多いようです(^-^)。 これは誰もが気になるところですが、実際にワンコが赤ちゃんを産めるまでの飼育費用などを計算するとおおよその譲渡価格が見えてきます。 これはあくまで概算ですのでブリーダーさんによっては飼育費用は微妙に違ってくるかと思いますが、まあほぼ似たようなものだと思います。 当然血統によっても違ってきますが、以下詳細を見てみましょう!

たとえばコーギーの女の子がいるとします。
まだ体ができていない1回目のヒートは交配には不向きですので交配には使えません。 ですので赤ちゃんを産むことができるまでの約1年半程度は全く収入がないばかりか、当然赤字になります。 出産は本来帝王切開のリスクやその他もろもろのリスクを考えなければいけないのですが、ここでは考えず、常に安全に自然分娩ができるものとして考えます。
そこでたとえばコーギーの元気な赤ちゃんが4頭生まれたとします。

すると出産までの必要経費はおおよそ以下のものとなります。

<ワンコが出産ができるまでの費用>
ご飯代3000円18ヶ月54000円
5種ワクチン7000円2回14000円
狂犬病登録費用3000円1回3000円
狂犬病接種3000円2回6000円
フィラリア予防薬1000円12ヶ月12000円
フロントライン1200円3ヶ月3600円
飼育人減費0円18ヶ月0円
定期検診2000円6回12000円
サークル等の設備10000円1設備10000円
トイレシート1000円18ヶ月回18000円
合計132600円

<ワンコを交配するための費用>
交配料50000円2回交配50000円
スメア検査3000円1回3000円
超音波検査4000円1回4000円
頭数確認レントゲン6000円1回6000円
交通費(交配、通院)20000円往復20000円
手土産5000円1つ5000円
合計88000円

<妊娠後にかかる費用>
妊娠犬用の食事
(牛肉、レバー、卵等)
400円60日24000円
出産直前の介護
(約3日間は夜間に監視)
10000円3日30000円
出産にかかる用意
(タオル、消毒液等)
2000円10枚程度2000円
合計56000円

<生まれてからかかる費用>
育児犬用の食事
(牛肉、レバー、卵等)
400円21日8400円
離乳期の食事3000円4頭12000円
定期検診2000円4頭に2回16000円
ワクチン7000円4頭に1回28000円
血統書申請費用2100円4頭8400円
合計72800円

<母犬が生まれてから4頭を正常分娩するまでの費用>
合計費用352400円
1頭あたり費用88100円

計算の結果、4頭の元気な赤ちゃんの内1頭あたりの費用は88100円かかることになります。 当然2回目の出産以降はこれより費用は安くなりますが、ワンコの体調をみて交配自体を休ませたりしますので、 12ヶ月以上は出産なしで生活することが多々あります。 また犬舎維持費やイリーガルな事態(病気や帝王切開など)に備えなければいけませんので、 利益を乗せずとも一頭あたり10万円以上はかかるのが普通の計算になります。

おそらくこれをみて思ったより大きな費用がかかるのでビックリされたことでしょう。

私もブリーダーになる前は、犬を飼うのに10万円以上も支払うなんて馬鹿げてる!もっと安い子を探そう!・・・なんて思っていました。 ですが、いざブリーダーの立場になってみると一気に考え方が逆転して、10万円ぐらいして当然なんだなと思うようになりました。

実際ちゃんと管理して育てたワンちゃんの赤ちゃんにかかる費用は1頭当たり最低8万円なのですから・・・。 「ワンコを出産させる」ということは意外にもお金がかかるものなのです。
ですので私はオークションやネットなどのあまりにも価格の安いワンちゃんは、どのように育ってきたのか心配になってしまいます。 オークションなどでは1円スタートの仔などよく見ますが、一体どう育てればそのような価格になるのかとても疑問です(^-^;)。

この手間と経費の大きさとリスクこそが「ブリーダーは道楽」だといわれる所以でしょうか。
一見好きなことをし、楽をして儲けているイメージがあるブリーダーですが、内情は利益などはどこの空。家計は火の車だったりします。

ですので、単純に犬が好きだけでは務まらない仕事だと思います。
実際にブリーダーになってみてつくづく思いましたが、お金と時間がある方以外はこの仕事でまともな生活は出来ないと思います。 たとえば病気の犬を見捨てることは、私にはできませんので、やはり病院の治療費がものすごくかかったりします。

え、それじゃあ私はお金持ちかって?いやいや、とんでもない!私はお金なんてもっていませんよ〜・・・。
私の場合は好きな犬の仕事をするために普通の生活を捨てて、貧乏生活と引き換えにブリーダーをしているといった感じですかね・・・(^-^;)。
幸い妻も私と同じような考え方ですので貧乏ながら二人で協力して犬舎を維持しております。

少し話しそれてしまいましたね。本題に戻さねば!

大抵の場合は「価格」と「飼育環境」は反比例いたします。 酷い所になると、大量のワンコを狭いスペースで飼育し、繁殖させは売りさばいている悪徳な所もあります。 ※いわゆるパピーミル(犬生産工場)という所です。

ワンちゃんを購入される方は「ペットショップを見極める目」「ブリーダーを見極める目」が重要です。 どのような経緯で「その価格」になったのかを一度よく考えてみてください。 今後10年間は一緒で暮らすであろう大切な家族ですから、目先の単純な価格よりも ワンコの育ってきた環境や、健康を第一に考えて迎え入れられることを願います。 それは悪徳な業者を増長させないことに繋がります。よろしくお願いいたします。

<以下悪徳な業者の例です。心臓に悪いので見たい人だけどうぞ>
http://homepage3.nifty.com/shizugoteshowdoghelp/index.htm
http://www3.ocn.ne.jp/~sanny/petshop.htm
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Pochi/2239/rescue.html
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STUDY.3 ワンコのワクチン接種について(記事抜粋。転記)
子犬をお引き渡しする時期によって異なりますが、Crecheでは生後60日齢以降のワンちゃんなら 一回目のワクチンを接種後のお引き渡しとなります。 さて、この「ワクチン」とは一体ナニモノなのでしょうか?ワクチン接種に関しては非常に多くの方からご質問を頂きます。 「子犬の時期にワクチン接種を受ける」という図式は非常に浸透しているものの、 それがどういった役割を果たすのかを本当に理解されている方はごくわずかのようです。 なかには「健康維持の秘訣はワクチン接種が一番(^-^)」といった誤ったイメージをお持ちの方も意外と多くいらっしゃるようです。 一般的にみなさんがおっしゃっている「ワクチン」とは「伝染病予防注射」のことなのです。 これは伝染病のみを「予防」するためにそれらの抗体を植え付ける予防注射に過ぎません。 決して「健康かつ丈夫で病気にかかりにくい身体にパワーアップさせる滋養強壮剤」や「どんな病気でも防いでくれる魔法の注射」でありません。 通常ですと、子犬は毎日母乳を飲んでそこから伝染病に対する免疫を譲り受けます。 その免疫の持続期間は、短い子で生後60日程度、特に長い子で生後120日程度と言われていますが、その免疫自体がどの程度まで持続するかを調べることは事実上不可能です。 (ある程度の日数があれば調べられるようですが…)そのため、一般的には生後60日程度で免疫が切れることを想定して、その頃に1回目のワクチン接種を行います。 仮に生後120日齢まで免疫が持続する子に生後60日齢、90日齢の時点でワクチン接種を行っても、もともとの免疫が持続している期間内に接種したワクチンは、本来期待される効果を果たしません。 Crecheでは生後60日齢前後の子犬を手渡しする場合においては、基本的にお引き渡し前のワクチン接種は5種混合ワクチンを接種することにしています。 2回目のワクチンは、新しい環境に馴染んできた頃(最低でもお引き渡しから2週間後)に接種して頂くことが理想的と言えます。 また、小型犬でも特に小ぶりな子には生後90日齢頃まで接種を控える人もいます。 いずれにしても、あまり早い時期に身体に負担のかかり易い多種混合ワクチンを安易に接種することは考えものです。 それでも早い時期(生後40日齢頃)のワクチン接種を希望されるのであれば、身体への負担が軽く、なおかつパルボウィルスとジステンパーウィルスに対する効力が高い2種混合ワクチン(パピーワクチン)の接種がより安心なのです。 5種以上の混合ワクチンは次回(2回目)より接種して頂ければ十分です。かつては1年目のワクチンは2回接種という考え方が主流でしたが、稀に生後120日齢頃まで免疫が持続する子もいるようなので、最近は3回接種という考え方が増えてきました。接種時期、接種回数、接種するワクチンの種類に関しては様々な考え方があるので、獣医師によって対応が異なります。 それではなぜ生後60日齢に満たないペットショップの子犬たちにはワクチン接種がされているのでしょうか?それは単に様々な繁殖者の子犬(おもにペットの競り市を経由して)を仕入ているからです。 仮に伝染病ウィルスを持った子犬がそのオークション会場に来ていた場合は…。 そういったことを想定した上でペットショップに並ぶ子犬たちに対するワクチン接種は欠かせないものとなっています。
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STUDY.4 ワクチン接種は何種類打つのが一般的なのでしょうか(記事抜粋。転記)
身も蓋もないですが、答えは「決まっていない」です。 一般的には5種〜8種ですがブリーダーさんによっても、獣医さんによっても、返答はまちまちです。 もちろん地域によっても流行している感染症の種類なども違いますから、一概にはいえません。 現在最大9種類のワクチンがあります(9種類の犬の感染症がこの世に存在する、ということです)。

1、犬ジステンパー
2、犬パルボウイルス感染症
3、犬アデノウイルス2型感染症
4、犬伝染性肝炎
5、犬パラインフルエンザ
6、犬コロナウイルス感染症
7、犬レプトスピラ病黄疸出血型
8、犬レプトスピラ病カニコーラ型
9、犬レプトスピラ病へブドマディス

ところで、「なるほど、9種類あるのだったら、これ全部打っとけば子犬も安心ね!」と思いますよね。普通。 ところが、体の抵抗力が整った成犬であればともかく、生まれたばかりの子犬(もしくは老犬)となると話はそう簡単ではないのです。 2000年春に問題となった、ポリオ(小児まひ)の予防接種ワクチンを受けた幼児、子供が副作用で入院や死亡してしまった実例があります。 また、最近ではアメリカがテロの対策で天然痘ワクチン接種を医療関係者などに進めたところ、心臓発作で死亡などの副作用を及ぼした可能性があったと話題になりました。 〜副作用を恐れ、米7州が天然痘ワクチン接種を中止しました。 あまり知られていませんが、ワクチン接種には副作用のリスクがあります。 ワクチンというのは聞こえはよいですが、毒素そのものです。 人間と同じで、子犬のときにワクチンを打ったことにより副作用で病原体の症状が出たり、アレルギー、自己免疫疾患などの病気になったりすることがあります。 人間も同じですが、抵抗力の弱い幼犬や老犬がこの副作用を起こす確率が格段に上昇します。 (局所的な発症で5%以内、命に関わるような全身性ショックは数千〜1万件に1件ぐらいといわれているそうです) 抗体をつくるどころか、毒素の影響で健康を害してしまうわけです。 ワクチンを複数種類、生後間もない、抵抗力の弱い時期に打つこと自体にリスクがあるのです。 人間の場合はすぐにニュースとなって話題になりますが、子犬は大きく新聞などに報道されるわけではありません。知られていないのはただ目立っていないだけです。 このことはほとんどの動物病院は声高にはいいませんが、ブリーダーさんであればみな知っています。 感染症が、なぜいまだに蔓延しているかといえば、それは不特定多数の場所から子犬を集めるせり市とペットショップのショーケースがあるからに他なりません。 そのため、ブリーダーさん宅から直接購入者へ手渡す場合は(特に生後日数の浅い第一回目接種)、ブリーダーさんによってはごく最低限の2〜3種のワクチン(パピーワクチン)にとどめる、という判断をされる方もいらっしゃいます。 「せり市などを通すわけではないのだから副作用のリスクを犯してまで大量の病原体を、生後60日にも満たない時期に体内に入れるべきではない」という見解です。 ただし、現在の大多数の動物病院の見解は、 「現在の日本の子犬流通の環境では感染症のリスクは非常に高い。だから、『ワクチンを打つことによる副作用』というリスクを負ってでも6種〜8種を打つべきである」 というものです。 残念ながら多くの獣医さんはブリーダー直譲が増えている背景などを知らないですから、「初回ワクチンが2〜3種は少ない、おかしい、ちゃんとしたブリーダー(ショップ)なのか」という場合があり、飼い主の皆様は「どっちが正しいの?」と混乱してしまいます。 答えはもちろん「どちらも正しい」のです。 つまり極論すると、子犬を購入する店、流通経路などを考えた上で、ワクチンを打つことのリスク(副作用)とメリット(感染症を予防)を比較検討し、子犬を購入する新しい飼い主が選択することが一番望ましいことになります。 ちなみに私はどう考えるか、と申しますと、複雑な流通を経た店舗型ペットショップから購入する場合は、副作用のリスクを負っても8種9種うつべきだと思います。 ですがブリーダーさんから直譲で購入するならば、生後間もない第一回目は母親からの以降抗体のこともあり、なるべくパピーワクチンまたは5種以内におさえ、その後購入者の地域特性や獣医さんの判断で6種〜9種うつべき、と考えます。 そうすることで、ワクチンの副作用リスクを最小限にとどめ、同時に感染症を防ぐメリットも享受できると判断しています。
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STUDY.5 飼ったばかりのワンコに寄生虫がいました。ショップに文句を言ってやろうと思います!
これは案外良くある話しです。通常オーナー様にワンちゃんを譲渡するときには定期的に健康診断を行います。 このとき一般的な触診と、検便を行うのが普通ですが、検査方法やワンちゃんの体調によっては 寄生虫を検出できないことが多々あるのです。 この場合には健康診断で健康と判断されても、実はおなかの中に寄生虫がいるといったことが起こってしまいます。 後日オーナー様の下で再度検診を行ったときに発見され、このような問題になるのです。 また、これら寄生虫は特殊な原虫を除いては通常健康なワンちゃんでも実は元々少量はおなかの中に持っているものなのです。 それが新しいオーナー様の飼育環境になじめず、ストレスなどが原因で抵抗力が落ち発症(増殖)する例がよくあります。 ショップやブリーダーを擁護をするわけではありませんが、不可抗力の場合も多いですのであまり一方的に責められないようお願い致します。 ※私も何度かありましたが冷や汗がでました(^-^;)。 通常お薬を1週間程度服用すれば完治するものがほとんどですのでブリーダーや獣医とよく相談して治療してください。
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